双子の保育園 選ぶポイントは?

保育園

年度初めの4月から保育園に入園させたい場合、10~12月頃に入園の申し込みをする市区町村が多いです。保育園入園を検討している保護者のみなさま、もうどの保育園に申し込みをするか決めましたか?

どんな保育園を選んだら良いのか、どんなポイントに気を付けたら良いのかをまとめてみました。

今回、双子の娘を保育園に通わせている私たかやまがどういった点で今の保育園を選んだかもご紹介いたします。双子のお子さんを持つママ・パパの選択の幅を広げられたらと思います。

双子の保育園を選ぶ際のポイント

どんな基準で保育園を選ぶかは人それぞれの価値観や教育方針も関係してきます。選ぶポイントの優先順位も異なりますが、自分の考え方とその園の体制を比較検討する目安になると思いますので、ぜひひとつひとつチェックしてみてくださいね。

徒歩での通園距離

どのような方法で保育園に通園しようと考えていますか?

多くの保育園の場合、通園バスがあるというところはあまりありません。

では、何を使って通園しますか?

自転車??ベビーカー自家用車徒歩

どのような方法を検討しているとしても、「徒歩」の場合も事前に歩いてみて考えておく必要があります。それは「大人だけ」の場合、「こどもたちと一緒に」の場合の両方共です。

なぜかと言いますと、それはもちろん「徒歩で通わなければいけない可能性」というのもありえるからです。

自転車通園しようとお考えの場合、双子の子を自転車に載せて年長さんの年齢である5~6歳まで保育園に連れていくことはできそうですか?

16歳以上の運転者は、幼児2人を同乗させることができる特別の構造又は装置を有する自転車(幼児2人同乗用自転車)に6歳未満の幼児2人を乗車させることができます。

幼児2人を乗車させた場合、運転者は幼児を背負って運転することはできません。

参照:警視庁 https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/rule.html

一般的な自転車ですと、こどもを2人乗せるためには前席と後席を利用するでしょう。

その場合、前の座席は4歳未満で体重が15kg未満、後ろの座席は6歳未満で体重22kg未満のこどもでないと乗せられないという注意点があります。

後の座席については保育園通園中そこまで気にすることはありませんが、前の座席が4歳未満で体重15kg未満という点が双子の場合問題になってきます。

体格差のある双子の場合もありますが、幼児期の双子は同じくらいの成長スピードということが多いため、必然的に前の座席に座れなくなる時期=一般的な自転車に3人(親+双子)で乗れなくなる時期となります。

そうしますと4歳頃からは自転車以外の方法での通園も考えなくてはいけません。

(後ろの座席席が2つある双子用の自転車もありますので、そういったものであれば保育園通園中問題なく自転車登園ができますね)

次にベビーカーの場合を考えてみましょう。

A型ベビーカー、B型ベビーカーと種類がありますが、多くのベビーカーは3~4歳かつ体重が15~17kgぐらいまでの使用を目安に設計されています。0~2歳頃まではベビーカーで通園する子も多くいますが、3歳くらいからはベビーカーで通園する子は少ない印象です。

では、自家用車での通園はどうでしょう?

車ならば、年齢も天候も関係なく乗ることができますね。

しかし、都市部の園では車での通園を禁止していることが多いのが現状です。園の近辺に車を止めることで近隣にお住いの方の迷惑になる可能性があることから、近くのコインパーキングに止めるなど対応が必要…ですが現実的に毎日それを行うのは大変かなと思います。

べストは徒歩圏内の保育園です。

まだ歩くのが上手ではない時期や、時間がかかる時には自転車やベビーカー。足腰がしっかりしてきたら徒歩通園…というのがスムーズかなと思います。

お昼寝布団の取り扱い

保育園ではお昼寝の時間があります。その時に使うお昼寝用の布団ですが、地域や園によって対応が様々です。

・保育園がお昼寝用の布団を準備

→家庭では敷布団カバー、掛布団カバー、タオルケット、おねしょシーツ等を用意

・家庭でお昼寝用布団を用意

→シーツ類だけでなく、お布団自体も用意が必要

・保育園からお昼寝用をレンタルする

→保育園がレンタル業者と提携を行っているところでは、費用はかかりますが業者側でメンテナンスを行ってくれるので手間も少なく衛生面でも安心

お昼寝布団については保育園の見学の際などで必ずチェックしておきたいポイントです。

もし、布団自体を持ち帰らなければならない場合、毎週末に小さな双子のこどもとその日の荷物、そしてお昼寝布団セットを持ちかえらなければいけませんので大変です!

週末にシーツを洗濯し、お布団を干したら終わり…ではなく、また月曜日にはそのセットを持っていかなければいけません。これが毎週…

あまりにも手間がかかるような方針のものですと、親が疲れてしまいます。

服装などの指定の有無

多くの保育園では私服がメインですが、園によっては制服や指定の帽子・体操服があるところもあります。

小さいこどもの成長は早く、すぐに洋服や靴がサイズアウトしていく時期。

双子育児をしていく中で、どうしても同じ時期に2セットの洋服類が必要になることを考えると、できる限り自分で用意できる私服の方がコストを抑えることが可能です。

汚れたおむつの持ち帰りの有無

おむつがはずれる前までの話ですが、保育園で使用したおむつを帰りに受け取り自宅で処理する方針のところと、園の方で処理してくれる方針の園があります。

ただでさえ荷物が多い保育園からの帰宅、少しでも荷物や手間がはぶければ嬉しいですね。

その他の保育園選びのポイント

ほかにも、保育園事態を選ぶポイントは多々あります。

・園庭の有無

・園外へのお散歩の有無

・預かり時間

・ベビーカー通園の場合、ベビーカーは預かってくれるか

・全体の人数やクラスの人数

・園の方針

それぞれ大事なポイントですが、優先順位をど

うするかはそれぞれのご家庭によりますのでゆっくりと検討しましょう。

我が家の双子の保育園選びのポイント

我が家の双子の保育園選びの1番のポイントは家と保育園の距離でした。

あまり遠い保育園だと朝から毎日バタバタと大変なのが目に見えていましたし、帰り道も荷物を抱えたうえで双子たちを家まで連れて帰る日々は続けられないなと思ったためです。

園庭が広かったり、校舎がきれいだったり、教育にも力を入れてくれていたり…と、求めることは多々あります。

家のまわりにはすべてを兼ね備えた園はなく、その中で距離を1番優先させました。

徒歩で通っているのですが、良かったなと思うことが多いです。

・毎日の中で横断歩道や道路標識など、交通ルールを覚えられた

・帰り道にゆっくり保育園での話聞いてあげることができた

・平日ゆっくり遊んであげられない分、通園時間で楽しい時間を作れた

など、双子との関わりの中でも良いこといっぱいです。

保育園選びの基準はいろいろありますが、ぜひ通っていて疲れない保育園という選択肢も入れてみてくださいね。

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました