仕事内容、人間関係、日々の慌ただしさ、自分や子供の体調…
いろいろなことで今の環境を変えたいと考えてたことってありませんか?
保育園に子どもを預けながらフルタイムや時短、パートなどで働いているけど、
もし私が今仕事を辞めてしまったら子供はどうなってしまうの??
せっかく入れた保育園。
たくさんのお友達と仲良くなれたのに、一緒に卒園させてあげられないのはかわいそうかな…
幼稚園に転園させようと思っても、受け入れ人数に空きがない…
年少さんの歳ではないからまだ幼稚園に入れない…
一度退園して、もう一度保育園に入園することなんてできるのかしら…
…など。
この記事を目にしてくれた方は、なにかしらの不安や心のもやもやがあって記事を見てくれたのかなと思います。
まず、最初にお伝えしたいことは
あなたがお仕事を辞めたとしても、
お子さんがすぐに保育園を退園になるということはありません。
ママ・パパが無理をし続けて生活を壊してしまう前に、
子どもたちはもちろんママ・パパが気持ちにゆとりを持つことが大事だと私は思っています。
ゆとりを持つために。
そのためには、まずは情報収集をしてください。
選択肢を広げ、その中から解決の糸口を見つけてくださいね。
退職後にも保育園退園猶予の期間がある
保育園とは保護者の就労などを理由に保育を必要とする児童を預かる施設です。
つまり保護者に保育を必要とする理由がなくなれば、保育園に子どもを預けることはできません。
新型コロナウイルス感染拡大に関する解雇や雇い止めが増加しています。
雇用情勢の悪化により、職を失ってしまうこともある中で、新しい仕事を探すというのは容易ではありませんよね。
保育園に通っているような乳幼児を抱えた方であれば、子供連れで電車やバスに乗ってハローワークへ通って新しい職場を探すというのは考えただけで大変ですよね…
退職すると確かに保育を必要とする理由はなくなりますが、
「仕事を辞めたので明日から来ないでくださ~い!」
となるわけではありません。
自治体によって期間は異なりますが、1~3ヶ月以内に次の職を探せば良いことになっています。
もちろん、退職前に次の転職先が決まっていれば、転職先を保育園や役所へ連絡すれば良いですよ。
自治体によって求職要件に該当する期間は異なりますのでぜひご自身の管轄の自治体HPをご覧ください。
【退職後、求職期間がある】
保育園か役所に相談を
自分でまずは役所のHPなどで「世帯状況の変更」についての手続きを調べてみましょう。
退職した場合という項目も記載があるかと思います。
そこで求職要件の期間、提出すべき書類などを確認します。
もちろんここまでで全て自分で対処できれば、次の就職活動を早々に始め、内定が出たところで次の手続きをしましょう。
多くの方は初めての出来事だと思うので、手続き漏れや不備はないかなど不安な思いを抱くのではないでしょうか。
実際には保育園の先生か役所に相談をして正しい情報を得てください。
できれば保育園の先生よりも役所の保育課に確認をとった方が良いです。
保育園への在園基準を決めているのは保育園の先生方ではなく、役所ですからね。
ママ友に聞いてみる…というのもおすすめしません。
そのママ友が転職の経験があるので話を聞きたい…と思うかもしれないですが、あなたの場合と状況は違いますので、「今」「自分にとって正しい」情報かわかりません。
それに「仕事をしていないのに子供を保育園に連れてきているわ」なんて誤解された噂が広まるかもしれませんよ。
「仕事をしていない」のは「次の仕事のための準備」のためであって「家でテレビ観ながらだらだらしている」わけではないのですから!
【世帯状況の変更が起きる際には役所に相談】
役所ではどんなことを確認すれば良いの?
①求職要件の期間
②再就職の際の就労条件
③必要提出書類
以上に挙げたことは必ず確認しましょう。
①求職要件の期間
については、先にも述べた通り自治体によって期間が異なります。
1ヶ月よいうところもあれば3ヶ月というところも。
さらに、昨今のコロナウイルス感染拡大の影響により、通常の求職要件期間を延長してくれている自治体もあります。
しかし、自分がその延長の要件に当てはまるかは、自分だけで確認するのではなく必ず役所で確認してくださいね。
「私は延長されるから4か月猶予期間がある~」と思っていても、実際には猶予期間延長の適用外の退職で、あとから「猶予期間があと1ヶ月もない!!!!」とならないように…
さらに、求職要件期間の最終日までに再就職の証明書等の提出をすれば良い…というわけではなく、事前に証明書等の提出が必要な場合もあります!
求職要件の期間が1ヶ月という方は、退職してから次の仕事を見つけるまでほとんど時間がありませんので、退職前に次の就職先を探す必要がありますので、気を付けてください。
【自分の求職要件の期間を確認する】
②再就職の際の就労条件
保育園に入園した際の就労条件(例えば月に40時間以上勤務、外勤など)と再就職の際の条件が全く変わりがないのであれば気にする必要はないでしょう。
しかし、現在時短勤務をされている方は要注意です!
当初入園の際には[正規の就労条件]を申請しており、時短勤務を行っても[正規の就労条件]として入園の審査をしてくれています。
つまり、再就職先で今と同じ時短勤務での就労時間と同じ就労条件で働こうと思うと、勤務時間が少なくなったとして認識され、保育園のポイントが下がってしまう可能性があります。
また、就労時間はフルタイムで変わらないとしても、出勤日数や外勤内勤等条件が変わることにより、せっかく次の就職先を見つけても保育園のポイントが下がり退園となってしまうこともありえるのです。
【再就職した場合の就労条件のポイントを確認】
③必要書類の提出
①の求職要件の確認のところにも記載しましたが、求職要件の期間中に次の仕事についての報告のためにいろいろな書類が必要になります。
どういった書類が必要になるのか、そしていつまでに提出しなければいけないのかを必ず確認してください。
会社に勤める場合には、会社の方で記入してもらわなければならない書類もありますし、フリーランス等で働くことにした場合には自分で書類を用意しなければならないので少し大変です。
【提出すべき書類の種類と期日を確認】
まとめ
退職を考えたら、まずは退職前に情報収集をすることが大事です。
役所では①求職要件の期間②就労条件③必要書類の確認を!
また、改めて言いますが、
【あなたの状況については必ず自分で自治体の保育課などに聞くこと!】
ネットや掲示板では幅広い情報収集の手助けとなりますが、【あなた自身】の状況に本当に合っているのかわかりません。
そして、そして。
あなたにとって、家族にとって日々の生活が少しでも明るく前向きになるように、
ぜひ一歩踏み出してみてください。
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